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最大出力電流40A、入力電圧16Vの同期整流降圧型DC-DCコンバーターTexas Instruments TPS548D22

日本テキサス・インスツルメンツは、最大出力電流40A、入力電圧16Vの同期整流降圧型DC-DCコンバーター「TPS548D22」を発表した。

» 2016年06月22日 15時00分 公開

高電力密度を提供するPowerStack QFNパッケージ

 日本テキサス・インスツルメンツは2016年6月、最大出力電流40A、入力電圧16Vの同期整流降圧型DC-DCコンバーター「TPS548D22」を発表した。

 TPS548D22は、D-CAP3適応型オンタイム制御モードが、高精度と高速な負荷過渡応答特性を提供する。動作温度範囲にわたって0.5%のレファレンス電圧精度を保持しているほか、正確なリモート電圧の差動センシング機能によりロードレギュレーションを改善した。これにより、システム全体の精度を向上させるという。

 また、ハイサイド/ローサイドの制御FETのRDS(導通時ドレイン-ソース抵抗)が、それぞれ2.9mΩ/1.2mΩと低く、電力密度とシステムの信頼性が向上する。

同期整流降圧型DC-DCコンバーター「TPS548D22」 同期整流降圧型DC-DCコンバーター「TPS548D22」

 TPS548D22は小型(5×7×1.5mm)のPowerStack QFNパッケージで供給される。このパッケージは、高い電力密度を提供するとともに、他の部品を挟まずにICパッケージの底部に露出した単一のグラウンドパッドから、内部のプリント基板のグラウンドパターンへの放熱が可能だ。複数のMOSFETの集積によって、実装面積に制約のある各種アプリケーション内で、ASICやDSP(Digital Signal Processor)への電源供給に適している。

 また、同社の「WEBENCH Power Designerオンライン設計ツール」と組み合わせることで、高電力密度の有線やワイヤレスの通信機器、企業/クラウド向けのコンピューティング、データストレージシステムなどの製品を市場投入する際の期間を短縮できる。

 1000個購入時時の参考単価は4.19米ドル。評価モジュールも供給するとした。


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