モルフォは、同社の画像処理ソフトウェアの搭載本数の累計が2016年1月末時点で15億ライセンスを突破したことを発表。今後もさらなる事業拡大を計画しているという。
画像処理技術の研究開発/製品開発、ライセンシングなどを手掛けるモルフォは2016年3月14日、同社が開発した画像処理ソフトウェアの搭載本数の累計が2016年1月末時点で15億ライセンスを突破したことを発表した。
同社主力の静止画向け電子手ブレ補正組み込みソフトウェア「PhotoSolid」は、2006年6月にNECの携帯電話端末に採用されて以来、その採用実績と搭載数を年々拡大。同社は、このPhotoSolidを中心に、動画手ブレ補正技術「MovieSolid」、ハイダイナミックレンジ合成技術「Morpho HDR」、パノラマ画像合成技術「Morpho Panorama」、動画ノイズ除去技術「Morpho Video Denoiser」などの組み込み用画像処理技術を製品化しライセンス供給しており、これら技術は主にスマートフォンや携帯電話端末に搭載されているという。また、注目の「Deep Learning」を用いた革新的な画像認識技術などの開発を進め、今後も積極的な事業拡大を図るとしている。
引き続き画像処理技術で攻勢をかける同社。実際、スマートフォン向けの小型カメラモジュールの市場自体も引き続き伸びており、高画素化に加え、多機能化が加速しているという。
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