ARMはソフトウェア開発ツール「ARM DS-5 Development Studio」に、コーディングガイドライン「MISRA」のツールを統合。安全の確保が必要となるARM搭載製品に最適なソフトウェア開発プラットフォームとして提供していく。
ARMは2016年2月25日、同社ソフトウェア開発ツール「ARM DS-5 Development Studio」に、コーディングガイドライン「MISRA(Motor Industry Software Reliability Association)」のツールを統合したと発表した。統合により、同社ではDS-5が車載や医療、産業向けなど安全の確保が必要となるARM搭載製品に最適なソフトウェア開発プラットフォームになるとしている。
統合されるツール「LDRAlite」はDS-5のバージョン5.24以降に含まれており、MISRA-C:1998/2004/2012および、モデルベース設計フローからの自動生成コード(MISRA-AC)を含めた現行の全MISRAガイドラインをサポートしている。なお、LDRAliteは30日評価版としてDS-5に含まれており、開発元のLDRAを通じてフルライセンスに変更可能だ。
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