ミマキエンジニアリング 3DUJ-553
Mimaki技術の集大成、1000万色以上のフルカラー造形を実現する3Dプリンタ発売へ
ミマキエンジニアリングは、UV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」の販売を、2017年11月から開始すると発表した。販売価格(税別)は1780万円で、年間100台の販売目標を掲げる。
ミマキエンジニアリングは2017年8月29日、UV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ「3DUJ-553」の販売を、同年11月から開始すると発表した。本体販売価格(税別)は1780万円で、年間100台(全世界)の販売目標を掲げる。
同社は、2015年5月に3Dプリンタ事業への参入を発表し、1000万色の表現を可能とした3D造形出力サービス「フルカラー3Dプリントサービス」を展開。同サービスの開始当初からUV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタの販売を視野に入れ、2017年3月開催の店舗総合見本市「JAPAN SHOP」では、開発品やその造形サンプルの参考展示を行っていた(関連記事:1000万色フルカラー3Dプリンタ、「色」にこだわり市場投入)。
ついにベールを脱いだ! UV硬化インクジェット方式フルカラー3Dプリンタ
このたび発表の3DUJ-553は、「世界初」(同社)をうたう1000万色以上のフルカラー造形を実現。UV硬化インクジェット方式を採用し、UVインク(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ホワイト、クリア)を一層ずつプリントし、積層造形していく。造形後に着色するのではなく、カラーインクを使用して造形していくため、高発色なフルカラー造形が可能だという。また、インクジェット方式3Dプリンタとして「世界初」(同社)となるカラープロファイルを採用。「Adobe Photoshop」に、カラーマネジメントソフト「MPM3」(オプション)で作成したカラーシミュレートプロファイルをインストールすることで、PCモニター上で造形後の色をあらかじめ確認でき、モニター上の色と造形物の色を近づけることができる。
業務用インクジェットプリンタ開発で培ってきた同社独自の波形コントロール技術と高精度なインク吐出技術により、正確にインクを着弾させることが可能。一度に3つのドットサイズにインクを打ち分けるバリアブルドット機能を搭載し、常に最適なドロップサイズで造形できるため、粒状感の少ない美しいグラデーション表現や高精度なフルカラー表現が可能だという。
インクを循環させて顔料の沈殿を防止する「循環ヘッド」と、ノズルの状態を赤外線センサーで自動検知し、ノズル抜けを発見した場合は、自動でクリーニングを実施する「NCU(Nozzle Check Unit)」を搭載する(前者はインクジェット方式3Dプリンタとしては世界初搭載、後者は3Dプリンタとして世界初搭載をうたう)。また、遠隔地から造形の進捗(しんちょく)を確認できる「造形監視用カメラユニット」も装備する。
最大造形サイズは508×508×305mmで、最小積層ピッチは22μm。100×100×100mmサイズを造形した場合、高速モード(積層ピッチ:42μm/600×300×600dpi)で14.4時間、標準モード(積層ピッチ:32μm/600×300×800dpi)で17時間、高精細モード(積層ピッチ:22μm/600×300×1270dpi)で25.7時間を要する。対応する3Dデータ形式は「STL」「OBJ」「VRML」「PLY」「3MF」。レイアウトソフト「Mimaki 3D Link」が標準で付属する。装置本体のサイズは2130×1335×1320mmで、重さ(インク重量含む)は590kg。GigaBitイーサネットインタフェース(1000BASE-TX)を備える。
インクの販売価格(税別)については、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの1リットルボトルが3万1900円。ホワイト、クリアの4.8リットルボトルが13万6100円となる。また、水溶性のサポート材インクについては、4.8リットルボトルで6万7800円となっている。
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