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» 2018年11月09日 09時00分 公開

組み込みエンジニアの現場力養成ドリル(10):野球「マジック」点灯のバグ(その3:完結編) (1/3)

引き続き、プロ野球でおなじみの「マジック・ナンバー(通称:マジック)」をテーマにお届けします。【完結編】の今回は、「第三者が開発した『マジック計算アプリケーション』のテストケースを設計せよ」というお題に対する「正常ケース」と「特殊ケース」の設計について解説します。

[山浦恒央 東海大学 大学院 組込み技術研究科 非常勤講師(工学博士),TechFactory]

はじめに

 プロ野球の終盤戦で話題になる「マジック・ナンバー(通称:マジック)」。本シリーズでは「第三者が開発した『マジック計算アプリケーション』のテストケース設計」をテーマにお届けしてきましたが、今回はその【完結編】となります。

 初回では、マジックの計算方法を解説しました。意外に簡単ですが、漏れなくチェックするのは大変です。そして2回目では、本格的なテストの前に、「入力データの形式が正しいかをチェックするテスト」を設計しました。今回は、正常ケース特殊ケースの設計を行います。

正常ケース

 マジックの変化で、よくあるケースを以下に示します。本来なら、具体的な入力データを示すべきですが、スペースが限られており、また、データの設定も簡単なことから、割愛します。

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