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» 2018年02月16日 12時00分 公開

サイレックス・テクノロジー CDS-2150:CAN通信を無線LANに変換する産業用車両向けブリッジ

サイレックス・テクノロジーは、産業用車両向けにCAN/無線ブリッジ「CDS-2150」を発売した。CAN情報を無線LANに変換、配信、ロギングし、有線CAN配線を省配線化できる。

[提供:MONOist編集部,TechFactory]

 サイレックス・テクノロジーは2018年1月29日、産業用車両向けに、CAN/無線ブリッジ「CDS-2150」を発売した。CAN情報を無線LANに変換、配信、ロギングし、有線CAN配線を省配線化できる。

CAN通信の無線化 出典:サイレックス・テクノロジー CAN通信の無線化 出典:サイレックス・テクノロジー

 Linux OSと同社の無線LANモジュールを搭載し、機器間の制御情報の転送などに使われるCAN通信を無線LANに変換できる。IP通信やIoT(モノのインターネット)アプリケーションと親和性が高く、車両、産業機器などのCANバスとの接続によって、無線LANを使ったワイヤレス稼働監視や省配線CANネットワークが構築できる。

 内蔵のeMMCストレージを使ったCANロガー機能により、動作異常の早期発見や作業員の操作解析などのIoTサービスにも活用できる。車両や産業機器への標準搭載を想定し、−30〜65℃の動作温度や防水防塵(じん)、耐振動、車両電源など車載向け仕様に対応した。

 また、車両ロギングで必要となる高速起動や2.5秒の高速ロギング開始をサポートし、電源投入直後からCANログを取得できる。CAN/無線変換機能では、CANの最大ボーレート1Mbpsの低帯域、小サイズフレーム通信に最適化しており、広帯域な無線LAN通信もストレスなく通信できる。

 無線LANモジュールには、IEEE 802.11b/g/nに対応する同社の「SX-SDMGN」を採用。他に、アクセスポイント機能、ステーション機能、WPA-PSK(AES/TKIP)/WPA2-PSK(AES)暗号化機能などにも対応する。外部接続のインタフェースとして、無線LAN、CAN、USB、RS-485/422、デジタル入力、デジタル出力を標準でサポートする。

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