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» 2017年01月12日 09時00分 UPDATE

プロトラブズ 新工場見学ツアー:競争力アップにつながる短納期オンライン試作を実現するのは「ICT」と「人」だった (1/2)

オンラインによる試作・小ロット生産サービスを展開するプロトラブズは、2016年8月に拡張移転を行った本社/新工場の施設、設備などを報道関係者に公開。切削加工や射出成形といった同社主力サービスを行う工場内だけでなく、業務プロセス全体を一元管理する「デジタルマニュファクチャリングシステム」の心臓部であるサーバルームについても紹介した。

[八木沢篤,TechFactory]

 オンラインによる短納期の試作・小ロット生産サービスを展開する米Proto Labsの日本法人であるプロトラブズは2016年12月21日、報道関係者を対象とした工場見学ツアーを開催し、同年8月に拡張移転を行った本社/新工場内の施設、設備などを公開した。本稿では多数の写真を交えながら、同社サービスのおさらいと今後の展開について紹介する。

プロトラブズ 社長のトーマス・パン氏 プロトラブズ 社長のトーマス・パン氏。同氏が同社日本法人の社長に就任したのは2010年のこと。就任後5年間で日本法人の売上を約10倍に、顧客数を2000社に拡大したという。以前は3Dプリンタ大手の3D Systems(日本法人スリーディー・システムズ・ジャパン)で手腕を振るっていた

 同社がProto Labsの日本法人として事業をスタートさせたのは2009年のこと。当時は約1000m2の敷地で業務を開始していたが、その3年後の2012年に神奈川県大和市に工場を移転し、敷地を約3倍の3000m2に拡張した。その後、顧客需要の増大やそれに伴う設備増強に対応すべく、2016年8月17日に日産座間工場の跡地にある大型物流センター(大型マルチテナント型施設「プロロジスパーク座間2」)内に拠点を移し、敷地を約9000m2に拡張。事業開始当時の約9倍という広大な敷地の中で、ICTを駆使した同社独自の「デジタルマニュファクチャリングシステム」を活用して、オンラインによる試作/小ロット生産の受託製造サービスを展開している。

プロトラブズが入居する「プロロジスパーク座間2」の外観 プロトラブズが入居する「プロロジスパーク座間2」の外観。日産座間工場の跡地に建てられた大型マルチテナント型施設だ(提供:プロトラブズ)
工場フロアマップ 工場フロアマップ。拡張エリア部分は今後のサービス拡大時に有効活用する予定なのだとか。また、金型保管エリアでは注文を受けて製作した金型を半永久的に保管してくれるという(提供:プロトラブズ)

新工場に潜入! 短納期オンライン試作はこうして実現されていた!?

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