プロトラブズ合同会社は、日本国内における事業拡大に向けて、体制強化とサービス拡充を図るべく、2016年8月に実施した拡張移転に約7億円を投資したことを発表した。
プロトラブズ合同会社は2016年10月11日、日本国内における事業拡大に向けて、体制強化とサービス拡充を図るべく、同年8月に実施した拡張移転に約7億円を投資したことを発表した。
米Proto Labsのアジア唯一の拠点として2009年に事業を開始した同社は、独自のICT基盤をベースとしたオンラインによるカスタムパーツの試作/小ロット生産サービスを日本国内で展開。開発工程における「試作」をメインターゲットに、射出成形および切削加工サービスを提供してきた。
同社のサービスは、一般的な試作における作業工程を大幅に短縮できる“短納期化”を実現しており、順調に売り上げを拡大。2015年の国内売上高は2010年からの5年間で10倍以上に成長したという。このたびの投資は、こうした需要増加に対応するためのもので、2017年以降もさらなる事業拡大に向けて追加投資を行い、製造能力の強化、サービスの拡充を図る計画だとしている。
以降で、同社が取り組んでいる体制強化とサービス拡充のポイントを詳しく見ていこう。
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