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» 2016年09月16日 12時00分 UPDATE

安川情報システム MMPredict:IoT/ビッグデータ/機械学習を活用した故障予知サービス

安川情報システムは、産業用製造装置/検査装置などの異常を、故障が発生する前に検知・通知する故障予知サービス「MMPredict」の提供開始を発表した。

[TechFactory]

 安川情報システムは2016年9月7日、産業用製造装置/検査装置などの異常を、故障が発生する前に検知・通知する故障予知サービス「MMPredict」の提供開始を発表した。販売価格はオープン、初年度10セットの販売目標を掲げる。

 同サービスは、機器の稼働情報を管理するライフサイクルマネジメント支援クラウドサービス「MMCloud」の新たなソリューションとして、同社独自の分析技術を用いたクラウドサービス。IoT技術導入を支援する同社「IoTデザインセンター」が、対象機器ごとにMMPredictを最適化し、高精度な故障予知を実現する。装置の異常停止回数の低減、保守業務の効率化など保守支援サービスを高度化させることで、装置メーカーおよび保守エンジニアリング会社における稼働・保全サービスのビジネス創出を強力に支援するとしている。

システム構成図 システム構成図(出典:安川情報システム)

 製造設備の保全は、「事後保全」から「予防保全」、そしてIoT技術の発達に伴い「予知保全」へと進化している。予知保全は、機械や設備の状態を監視して、故障や不具合の兆候を検出し、交換や修理を行うものである。

 同サービスは、予知保全に活用できるサービスで、産業用製造装置/検査装置などのセンサー情報を蓄積・学習し、複数のセンサーデータの相関から故障の兆候を読み取ることができる。従来は、担当者の勘や経験に頼っていたが、AI技術を活用することで故障前の適切な対応が可能となった。これにより、「稼働率のアップ・修理コスト削減・作業負荷低減」の最適な保守サービスの実現が可能となり、装置メーカーだけでなくその装置を導入したユーザーの双方にとってメリットが生まれるとしている。

 同社は、同サービスの提供により、装置メーカーおよび保守エンジニアリング会社などが、従来の設備販売のみのビジネスから、新たなサービス提供に踏み出す、ビジネス創出の支援を行うとしている。今後同社は、今回のサービス提供を含め、スマートファクトリー分野でのサービス展開を強化し、IoTサービスの活用による競争力強化をトータルで支援。IoTでスマートな未来の実現に貢献していく方針だという。

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