ニュース
造形サイズを大型化、スタンドアロン運用可能な光造形3Dプリンタ:武藤工業 ML-200
武藤工業はDLP方式光造形3Dプリンタ「ML-200」の受注を開始する。大型造形を可能としながらコンパクトかつスタンドアロン運用も可能なモデルだ。
武藤工業は2017年9月7日、DLP方式光造形3Dプリンタ「ML-200」を同年10月1日より受注開始すると発表した。同方式既存モデルから造形可能サイズの増大(最大:192×108×200mm)を図りながら、スタンドアロンでの運用も可能となっている。本体価格(スターターキット含む)は330万円(税別)。
◎関連記事
3Dプリンタの進化は止まらない! 最新動向を追う
» Mimaki技術の集大成、1000万色以上のフルカラー造形を実現する3Dプリンタ発売へ
» 1000万色フルカラー3Dプリンタ、「色」にこだわり市場投入
» あらゆる試作ニーズに応える新しい3Dプリンタを投入――設計から造形までがよりシームレスに
» 色・材料・接合強度などを保持できるボクセルベースの新3Dデータ形式「FAV」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 従来比5倍のスピードで3Dプリント可能な「高速造形用樹脂」
武藤工業は、DLP方式光造形3Dプリンタ「ML-48」向けの「高速造形用樹脂」を2017年5月中旬から販売すると発表した。 - エンジニアリングプラスチックにも対応、デュアルヘッドのFDM方式3Dプリンタ
武藤工業は、デュアルヘッドのFDM方式3Dプリンタ製品の上位モデルで、エンジニアリングプラスチックにも対応した「MF-2500EP」の販売を2016年11月から開始する。 - 生体レプリカの3Dプリントサービスと医療用3Dモデリングソフト
武藤工業はアールテックと業務提携し、3Dプリンタによる生体模型出力サービスと医療用3Dモデリングソフトウェア「CMMed」の販売を開始した。 - 3Dプリンタ市場は「終わった」のか?
IT専門調査会社のIDC Japanは、国内3Dプリンティング市場における2014〜2016年までの推移と実績、2021年までの市場予測を発表した。3Dプリンタ本体の出荷台数が低迷する中、3Dプリンタ市場に希望はあるのだろうか? - あらゆる産業がモノづくりをビジネスに!? これからの製品開発と設計者の役割
3Dプリンティングやクラウドといった技術の進化により、モノづくりを取り巻く環境が大きく変わろうとしている。「ものづくりの民主化」を推進するカブクの横井康秀氏がオートデスクのユーザートークショーに登壇し、同社の取り組み、これからの製品開発やデザイナー(設計者)の役割について語った。