特集
楽譜を書く「ペンプロッタ」から全てが始まった――ローランドDGの3Dモノづくり:ショールーム訪問/切削加工体験(4/4 ページ)
ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)の「3Dものづくり事業」の中から、製品開発における「試作」で活躍する3次元切削加工機にフォーカス。誕生の経緯や主力製品の特長、そして実際に使用した感想などを紹介します。
切削加工の様子と回転軸ユニットの動作
実際の加工の様子と、回転軸ユニットの動きはご覧の通りです。3Dモデルの輪郭や表面を大き目の刃先のエンドミルで荒削りしてから、仕上げを細かな刃先のエンドミルで少しずつ加工していきます。そして表面の仕上げが完了したら、回転軸ユニットがぐるりと回転して裏面の加工が開始されます。
動画1 切削加工の様子と回転軸ユニットの動作
そして完成品はご覧の通り。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 硬質金属の切削加工サービス、ステンレスに加えて鉄鋼材にも対応
プロトラブズは提供している硬質金属切削加工サービスで利用可能な材料に、鋼鉄材(SS400)を追加した。 - 競争力アップにつながる短納期オンライン試作を実現するのは「ICT」と「人」だった
オンラインによる試作・小ロット生産サービスを展開するプロトラブズは、2016年8月に拡張移転を行った本社/新工場の施設、設備などを報道関係者に公開。切削加工や射出成形といった同社主力サービスを行う工場内だけでなく、業務プロセス全体を一元管理する「デジタルマニュファクチャリングシステム」の心臓部であるサーバルームについても紹介した。 - 3Dプリンタ+切削加工でモノづくりの可能性を広げよう!
ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)主催の「3Dプリンターから切削加工へ 〜MDX-40A活用ご紹介セミナー〜」の内容を基に、切削加工機を活用したワンランク上のモノづくりのためのヒントと、中型切削加工機「MDX-40A」の特長を紹介する。 - 切削の良さを最大限に引き出す、IoT対応の切削モデリングマシン
ケイズデザインラボと岩間工業所が共同開発した切削モデリングマシン「3D-Mill K-650」には、従来の切削加工機にはない最新技術や、道具としてのこだわりが随所に盛り込まれている。 - 3次元切削加工機「MDX-40A」の上位モデル登場! ワークエリアが1.6倍に
ローランド ディー.ジー.は、3次元切削加工機「MODELA MDX-40A」の上位モデルである「MODELA MDX-50」を発表。ワークエリアの拡大や自動工具交換装置の搭載など、より実践的なソリューションとして洗練された製品となっている。