ニュース
硬質金属の切削加工サービス、ステンレスに加えて鉄鋼材にも対応:プロトラブズ 金属切削加工サービス
プロトラブズは提供している硬質金属切削加工サービスで利用可能な材料に、鋼鉄材(SS400)を追加した。
オンライン試作サービスを展開する米Proto Labsの日本法人であるプロトラブズ合同会社は2017年2月7日、提供しているハードメタル(硬質金属)切削加工サービスにて利用できる材料に鋼鉄材(SS400)を追加した。
◎編集部イチ押し関連記事
3Dプリンタの次のステップに「切削加工」!
» 切削の良さを最大限に引き出す、IoT対応の切削モデリングマシン
» 3Dプリンタ+切削加工でモノづくりの可能性を広げよう!
» 3次元切削加工機「MDX-40A」の上位モデル登場! ワークエリアが1.6倍に
これは同社が2016年12月より提供している硬質金属切削加工サービスの拡張となるもので、従来はステンレス鋼(SUS304/S316)のみであった対応材料に鉄鋼材(SS400)を加えるものとなる。標準納期は3営業日で、これまで5営業日を必要としていたステンレス鋼についても製造プロセス改善に伴い3営業日での提供が可能となっている。
同社の切削加工サービスは、国内の高度化、多様化するニーズに応えるため、これまでもさまざまな樹脂やソフトメタル(アルミ/真ちゅう)などの対応材料の幅を広げており、2016年には従来のマシニング加工に加えてCNC旋盤加工も導入している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 競争力アップにつながる短納期オンライン試作を実現するのは「ICT」と「人」だった
オンラインによる試作・小ロット生産サービスを展開するプロトラブズは、2016年8月に拡張移転を行った本社/新工場の施設、設備などを報道関係者に公開。切削加工や射出成形といった同社主力サービスを行う工場内だけでなく、業務プロセス全体を一元管理する「デジタルマニュファクチャリングシステム」の心臓部であるサーバルームについても紹介した。 - 硬質金属の切削加工サービスを国内でスタート、第1弾としてステンレスに対応
プロトラブズは、同社国内工場においてハードメタル(硬質金属)の切削加工サービスを開始した。ステンレス鋼(SUS304/SUS316)でサービスを開始し、順次対応材料を拡充していく。 - 3次元切削加工機「MDX-40A」の上位モデル登場! ワークエリアが1.6倍に
ローランド ディー.ジー.は、3次元切削加工機「MODELA MDX-40A」の上位モデルである「MODELA MDX-50」を発表。ワークエリアの拡大や自動工具交換装置の搭載など、より実践的なソリューションとして洗練された製品となっている。 - インダストリー4.0に対応した切削工具の3次元CADデータ提供
三菱マテリアルは、国内外のユーザーへ効率的に技術情報を提示するため、インダストリー4.0に対応した切削工具の3次元CADデータの提供を開始した。 - 3Dプリンタ+切削加工でモノづくりの可能性を広げよう!
ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)主催の「3Dプリンターから切削加工へ 〜MDX-40A活用ご紹介セミナー〜」の内容を基に、切削加工機を活用したワンランク上のモノづくりのためのヒントと、中型切削加工機「MDX-40A」の特長を紹介する。