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キャップに装着、スマホで監視――次世代型タイヤ空気圧モニタリングシステム:トライポッドワークス BlueSensor
トライポッドワークスは、台湾のSYSGRATIONと販売代理店契約を締結し、同社が開発する次世代型タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)「BlueSensor」の販売開始を発表した。
タイヤの異常などから起因する車両事故の未然防止やメンテナンスコストの削減を目的に、自動車分野では「タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)」への関心が高まっている。
近年、米国や欧州をはじめとする諸外国でTPMSの搭載義務化が進められており、日本でも早期の法規化が予想されている。また、“自動車のIoT(Internet of Things)”として注目を集めるカーテレマティクス分野においても必須のシステムと位置付けられている。
こうした現状を受け、トライポッドワークスでは同分野におけるIoTビジネス構築サービスの事業化を進めており、その第1弾として台湾のSYSGRATIONと販売代理店契約を締結し、同社が開発する次世代型TPMS「BlueSensor」の販売開始を発表した(発表:2017年4月24日)。
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