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実車とシミュレーターを用いた走行実験サービス、飲酒・居眠り運転のテストも:ZMP RoboTest VR+
ZMPは、実車とドライブシミュレーターを用いた実車実験走行サービス「RoboTest VR+」の提供開始を発表した。
ZMPは2016年5月24日、実車とドライブシミュレーターを用いた実車実験走行サービス「RoboTest VR+」の提供開始を発表した。
これまで同社は、実際の公道やテストコースでの実車実験走行を行う「RoboTest」を提供してきたが、近年、通常走行以外の危険環境下でのデータ収集のニーズが増えているという。こうした要望に応えるべく、同社はフォーラムエイトが保有するドライブシミュレーター技術を活用し、飲酒時の運転や居眠り、身体疲労時、長時間走行など、公道では実施困難な走行テストをシミュレーター上で実現した。
実車による通常運転とシミュレーターによる飲酒運転の走行比較が可能
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