ソフトウェアテストの施策と運用(前編)――IoT時代を生き抜くテスト施策:IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト(8)(1/6 ページ)
変化する時代の中で、ソフトウェアテストはどのようにあるべきか。変わらなくてはならないならば、どう変わるべきか。今回はこれらの質問に対する解として、「新時代のテスト施策」について考察する。
IoTとAI、ビッグデータが当たり前となった新たな時代に、ソフトウェアテストはどのようにあるべきか。従来のソフトウェアテスト施策のままでは立ち行かなくなるのか。テスト施策のどこをどのように変えるのか。そして「新時代のテスト施策」はどんなものになるのか。
前回はIoTなどの新時代のソフトウェアテストの課題を見てきた。そこで明確になったのは、新時代のソフトウェア開発では開発プロセスが従来のものとは大きく違っていて、それによってテストの課題(試練)も大きく変化していることであった。今回はこの試練に対する、「テストの施策」を見ていくことにする。
【連載】IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト
・第7回:ソフトウェアテストの試練(後編)―IoTとAI、ビッグデータが愛したテスト
・第6回:ソフトウェアテストの試練(前編)―IoTとAI、ビッグデータの試練を乗り越える開発
・第5回:ソフトウェアテストの手法と施策(後編) 「テストの施策」を反省する
・第4回:ソフトウェアテストの手法と施策(中編) 幸せになれるソフトウェアテストの選び方
・第3回:ソフトウェアテストの手法と施策(前編) テストの分類
・第2回:ソフトウェアテストのコストと品質(後編)―現場と「上」で一緒に考える
・第1回:ソフトウェアテストのコストと品質(前編)―「テストの究極の問題」を考える
再考!従来のソフトウェアテストの施策
従来のソフトウェアテスト施策はどのようなものであったのか。第5回ではテスト種別に応じた細かな施策を紹介したが、ここからはテスト全体に対する従来の施策と、どこを変革するべきかを見ていくことにする。
ウオーターフォール型のテストを変革する
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