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ソフトウェアテストの施策と運用(前編)――IoT時代を生き抜くテスト施策IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト(8)(2/6 ページ)

変化する時代の中で、ソフトウェアテストはどのようにあるべきか。変わらなくてはならないならば、どう変わるべきか。今回はこれらの質問に対する解として、「新時代のテスト施策」について考察する。

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「アメとムチ」で進める、テストの再利用

 次に紹介する施策はテストの再利用に関することである。アジャイルであれば、何回もテストを繰り返し実施するので、テストの再利用は当然やるべき施策である(やらないとお金ばかり掛かってしまう)。もちろんウオーターフォールでもコスト低減のためにテストの再利用は重要である。

 既存テストを再利用する試みは行われるが、新規に作成したテストを後のプロジェクトで再利用させるための施策は弱い。これは今回のプロジェクトだけに限ればコストが増えるだけであり、誰も得をしないと思われてしまうからである。

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