「PLMフォーラム Autumn 2018」(主催:東洋経済新報社)では、“製造業のデジタル変革を支えるPLMの最適解”をメインテーマに、PLMの現場導入に取り組むユーザー事例講演が行われた。本稿ではその中の1社、シンフォニアテクノロジーによる「Windchill導入による工場業務効率の改善」について取り上げる。
製造業のデジタル変革が加速する中、「PLM(Product Lifecycle Management:製品ライフサイクル管理)」の重要性が再認識され、PLMシステムを導入しようとする動きが活発化しているという。
2018年9月12日に開催された「PLMフォーラム Autumn 2018」(主催:東洋経済新報社)では、“製造業のデジタル変革を支えるPLMの最適解”をメインテーマに、PLMの現場導入に取り組むユーザー事例を紹介。現場課題の認識や原因分析、経営層を巻き込んだPLM導入プロジェクトの推進、そしてソリューション選定および環境構築に関する注意点など、PLM推進者にしか語れない“生の声”に多くの聴講者が熱心に耳を傾けていた。
本稿では、シンフォニアテクノロジー(旧:神鋼電機) 豊橋製作所 執行役員 製作所長 花木敦司氏の講演「Windchill導入による工場業務効率の改善」について取り上げ、製造部門主導で“今まさに行われている”PLM導入プロジェクトの取り組みを紹介する。
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