スニーカーのミッドソールを3Dプリント技術で大量生産。
先日、IT専門調査会社のIDC Japanが「国内3Dプリンティング市場ユーザー動向調査分析結果」を発表しました。
詳細は後日記事でお届けする予定ですが、この発表の中で印象的だったのが、最終製品や部品(パーツ)の製造で3Dプリンタを活用している割合が“まだ少ない”という結果です。将来3Dプリンタが製造プロセスを変革する可能性があるか? という質問に対し、50%の人が「変革する」と回答しているのですが、現状はそこまで踏み込んで3Dプリンタを利用しているケースは少ないようです。
この結果を見て、3DプリンタベンダーやCADベンダーの取材を多くしてきた身としては、メーカー側の期待ほどDDM(Direct Digital Manufacturing:3Dプリンタで製品やパーツを直接製造するアプローチ)は浸透していないのかな? 結局、試作の域を脱することはできないのかな? とちょっぴり寂しい気持ちになりました。
しかし、1つのニュースがそんな気持ちを吹き飛ばしてくれました。
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