NEDOプロジェクトにおいて、大阪大学 接合科学研究所 教授の塚本雅裕氏らの研究グループが「世界初」をうたう純銅を積層造形できる3Dプリンタを開発した。純銅粉末を溶融させるために、出力100Wの高輝度青色半導体レーザーを開発。近赤外線レーザーを用いた3Dプリンタでは困難だった、純銅を用いた加工部品などの造形が可能となる。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2017年10月24日、NEDOプロジェクトにおいて、大阪大学 接合科学研究所 教授の塚本雅裕氏らの研究グループが「世界初」をうたう純銅を積層造形できる3Dプリンタを開発したと発表した。
塚本氏らの研究グループと島津製作所が共同で取り組み、日亜化学工業および村谷機械製作所の協力を受けて開発。青色半導体レーザーの高輝度化により、純銅を積層造形できる世界初の技術を実現したという。
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