TechFactory編集部が製品担当者にインタビューを実施し、その内容をまとめた「商用3D CADカタログ 2017年版」。今回はハイエンド3D CADの代名詞的存在の1つである「CATIA」を取り上げ、その歴史や特長を紹介する。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『商用3D CADカタログ 2017年版「CATIA」』をご紹介します!
ハイエンド3D CADの代名詞的存在といえる「CATIA(キャティア)」は、もともとフランスの航空機メーカーDassault Aviationが自社航空機の設計のために開発したソフトウェアでした。そして、その開発部隊が中心となり、1981年に設立したのがDassault Systemes(ダッソー・システムズ)です。
同社は、1980年代前半から80年代後半にかけて、CATIAのV1〜V3をリリース。IBMメインフレーム上で動作するハイエンド3D CADとして、国内外の自動車や航空宇宙メーカーで採用が広がっていきました。当時はワイヤーフレーム/サーフェスモデルで3Dの形状を表現していましたが、1993年、UNIXワークステーションで動作し、ソリッドモデルに対応した「CATIA V4」が登場します。
1997年、ダッソー・システムズは米SolidWorksを買収し、Windows対応のミッドレンジ3D CAD「SOLIDWORKS」を手に入れました。その際、CATIAとSOLIDWORKSとの統合は……(続きは電子ブックレットをダウンロードしてお楽しみください)。
本電子ブックレットは、TechFactoryで掲載されたニュース記事「上流工程の全てが『CATIA』に詰まっている! 気軽に導入できるクラウド版も」を基に制作しています。
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