多くの中小企業ではあるある課題リストのように、業務を阻害する悩みごとを抱えています。ITを活用して、自分たちの仕事が少しでもスムーズに進められないかと、日々悪戦苦闘している状況だと思います。このような状況を解決するためには、何を目標にしたらよいのでしょうか?
もちろん、職場のIT活用ですから、実際にITを使用するエンドユーザーのメリットを考えるべきですが、それだけでは企業のIT活用は成功しません。個人のPCであれば、個人的な趣味や興味本位だけでも導入理由になりますが、業務用のITですから、“会社経営の視点”で、なぜ仕事を電算化する必要があるのかを考えなければなりません。その際に大切なのは、できるだけ定量的に判断できるような評価指標を設定することだといわれています。
以下は、IT活用のメリットを経営視点で見た場合の評価指標の一例です。今、皆さんが職場で使用中のIT(ワープロソフト、電子メール、CADソフト、図面管理、生産管理、販売管理システムなど)は、果たして下記の評価指標のどれに貢献しているでしょうか。
インダストリー4.0時代の到来を前に、電子化が進まぬ昭和なデータ管理をしていませんか?
PLMの存在なくしてIoTによる製造業のデジタル変革は成し得ない
製造現場はどう変わる? デジタル技術がもたらすインパクト
FA機器のAI/IoT化計画――2020年までに完了目指す
ガラパゴス化しつつある日本の製造業、取り残されるプログラミング言語Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。