フリービットは、クラウド型スーパーコンピューティングサービス「freebit cloud HANABI(Virtual Super Computing)」を発表した。
フリービットは2017年5月、クラウド型スーパーコンピューティング(スパコン)サービス「freebit cloud HANABI(Virtual Super Computing)」を発表した。提供開始は同年7月からで、同年6月30日まで無料トライアルユーザーを30社限定で募集している。
» IoT時代、CAEはさらに大きな役割が期待される
» CFDシステムにブレードサーバ96台を追加導入、船体全体の解析を2週間から2日に
» 粉体の複雑な挙動を正確にシミュレーションできる解析ソフトウェア
» 商用ツールに匹敵するオープンソース解析ツールの実力
freebit cloud HANABIは、エクストリームデザインと協業して開発した「Microsoft Azure」向けのクラウドスパコン自動構築運用サービス。スパコン用に最適化された環境をGUIで自動作成する。運用から使用後のシステム消去までを自動化することで、容易にスパコンが構築でき、運用コストも大幅に削減できる。
また、ユーザー環境からのセキュア接続とデータ連携において、フリービットのインフラ基盤およびコロケーションを活用。安価に接続可能なVPNゲートウェイへの接続、ユーザーネットワークの持ち込み、IoT(モノのインターネット)で利用するSIMを利用したモバイル通信の完全閉域接続、ハウジング環境への物理的な機器の持ち込みなど、幅広い対応が可能だ。
無料トライアルユーザーは、AI/CAE/CGレンダリング/産学の研究開発/IoT/Fintechなどの高性能マシンによる演算機能が必要な分野においてサービスの利用を検討している自治体、企業、教育機関などを対象としている。
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