ゴールドウインは、スポーツウェアなどの開発力を強化するため、研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を、2017年10月に開設すると発表した。
ゴールドウインは2017年5月、スポーツウェアなどの開発力を強化するため、研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」を、同年10月に開設すると発表した。
開設予定地の富山県小矢部市は同社の創業地で、現在も本店とゴールドウインテクニカルセンター(GTC)がある。今回、これまで研究開発を担ってきたGTCに加え、新たにゴールドウイン テック・ラボを開設することで、スポーツウェアなどの技術開発力を強化・推進する。
» ボトムアップ設計からトップダウン設計へ、EIZOが新開発プロセスの採用で革新
» 限界の先を目指し進化を続ける「SOLIDWORKS」、CEOが語る4つの戦略とビジョン
» IoTやARとの連携を強化し、イノベーションと品質向上をもたらす次世代3D CAD
同ラボに設置される「品質試験室」では、品質保証部の試験室を全て移設し、各種の材料試験用機器を活用して材料の評価や確認をする。また「試作室」では、これまでGTCが培ってきた加工技術のノウハウを集結し、新しい加工技術を開発していく。
「CADルーム」では、次世代/3次元設計の導入を推進。運動力学や生理などを測定/解析して高機能商品の開発につなげる「運動ルーム/人工気象室」も設置する。他にも、アーカイブ展示、ミーティングルーム、プレゼンテーション設備などを備える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。