ラティス・テクノロジーは、同社の軽量化フォーマットであるXVL用の無償ビュワー「XVL Web3D Player」を発表し、体験版を公開した。
ラティス・テクノロジーは2017年4月24日、同社の軽量化フォーマットであるXVL用の無償ビュワー「XVL Web3D Player」を発表。同日に体験版を公開した(体験サイト)。
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同ビュワーは完全にWebブラウザ上での提供になり、かつプラグインが一切不要だ。従来の無償ビュワーのようにソフトウェアやアプリをダウンロードする必要もない。閲覧する環境については、PCやタブレット端末、スマートフォンなどいずれにも対応しており、「Chrome」「Firefox」「Edge」「Internet Explorer(IE)」「Safari」などのWebブラウザで表示可能だ。
従来の無償ビュワーはデータをメール添付して送付しても、受信者は専用のビュワーをインストールしなければならなかった。同ツールでは、見せたい3DデータのURLをメールに張り付けて送付すれば、受信者はURLをクリックし、Webブラウザだけで閲覧可能になる。
体験版ではサンプルデータを数種備える。データの格納先はAmazon Web Services(AWS)。現時点では各XVLツールに同ビュワー用のURL発行の仕組みはなく、サンプルデータの閲覧のみ。年内を予定している正式版のリリース後に書き出しも対応する。
各デバイスに合わせた表示方法や操作については、以後も改善を少しずつ加えていき、随時、アップデートしていく予定だ。
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