NECフィールディングは、医療機器市場に向けて、医療機器ならびに付帯設備品などの保守サービスを2017年1月から開始すると発表した。
NECフィールディングは2016年12月15日、今後3兆円規模に拡大するといわれる医療機器市場に向けて、医療機器ならびに付帯設備品などの保守サービスを2017年1月から開始すると発表した。
医療機器の保守サービス事業に従事する際に必要な「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)」で規定されている「医療機器製造業」と「医療機器修理業」の資格については、東京、神奈川(修理業認可は2017年3月取得予定)、大阪の拠点で認可登録を行っている。
既に、医療機器メーカーを中心に引き合いが増加しており、IT事業で培った保守機能を生かすべく商談を進めている段階だという。
具体的なサービス内容は、コンタクトセンター、オンサイト保守、修理、製品保管および配送などのロジスティクスサービスを幅広く提供する予定。保守サービスを網羅する地域は、協業パートナーとも連携を図り、順次全国展開していく計画で、今後3年間で人材育成を図りながら自社で保守体制を構築し、50億円の事業規模を目指すとしている。
同社は、ITネットワーク系保守サービスで培ったノウハウを生かし、医療機器ならびに付帯設備品などの保守サポート事業へも積極的に事業展開し、医療・介護分野でのトータルサービスプロバイダーとして事業を推進していく。
| 資格 | 医療機器製造業 |
|---|---|
| 作業 | 製品組み立て、梱包(こんぽう)、PCへのプリインストール、滅菌作業など |
| 拠点 | 東京、神奈川、大阪 |
| 表1 医療機器の資格(製造業) | |
| 資格 | 医療機器修理業 |
|---|---|
| 特定保守管理医療機器(特管)ならびに特定保守管理医療機器以外 | |
| 修理区分 | 第一区、第二区、第三区、第四区、第五区、第六区、第七区、第八区、第九区(非特管) |
| 拠点 | 東京、大阪、神奈川は2017年3月予定 |
| 表2 医療機器の資格(修理業) | |
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