横河ディジタルコンピュータが同期計測/同期解析可能なマルチ計測システム「RAMScope-EXG GT170シリーズ」の販売を開始した。既存製品とプローブ互換を持ちながらCANFD対応などの高機能化を進めた。
横河ディジタルコンピュータはECUソフトウェア開発などに適した、同期計測/同期解析可能なマルチ計測システム「RAMScope-EXG GT170シリーズ」の販売を開始した。
新製品は既存「RAMScope-EXG GT150シリーズ」の後継にあたり、制御と測定データ(内蔵RAM値)をリアルタイムに抽出し、外部信号と合わせて計測および解析できるマルチタイプの計測システム。
既存製品である「RAMScope-EX GT150シリーズ」「GT121シリーズ」とプローブ互換を持ち、複数マイコンのRAMデータおよびCANデータ、アナログ信号を同一時間軸で計測できるマルチ計測機能は引き続き備えながら、モニタチャンネル数は最大2048点まで強化(GT150は最大1024点)された他、CAN計測モジュールは新たにCANFDにも対応した。テスト支援機能も実装し、XCP on Ethernetにも対応する。
接続するPCに関しても高速なUSB 3.0に対応し、Windows 10のサポートも提供される予定となっている。
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