バズワードを抜け出す製造業IoT:Oracle Cloud Days Tokyo 2016(3/3 ページ)
- IIoTが実現する製造業の未来とそのメリット
IoT、インダストリー4.0がこれほどまでに盛り上がり続けるのは、その将来像への賛同だけではなく「現時点で材料となる技術はそろっていて、決して夢物語ではない」と多くの人が感じているためである。日本のモノづくりは改善を重ねることで着実に世界をリードしてきたが、第4次産業革命で求められる非線形なモノづくりの進化をリードしていくためには、「製造現場のガラパゴス化」を解消することが急務だ。本連載では、日本のみならず世界的に盛り上がりを見せるIIoTの技術で製造業はどう変化していくのか、日本の製造業がその変化に追従していくためのボトルネックとなる国内製造業のガラパゴス化について解説する。
- PC工場をIoT技術で見える化――不具合原因特定の効率化や輸送コスト削減に貢献
富士通とインテルは2015年5月に合意したIoT(モノのインターネット)分野での協業に基づき、ノートPCの製造を手掛ける島根富士通で実証実験を行い、その成果を発表した。
- 屋内の人・モノの位置情報を活用し業務効率改善を支援するソリューション
ACCESSは、業務用途に特化した屋内の位置情報取得ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF) for Location」の提供開始を発表した。
- 屋内稼働する作業車の位置や稼働状況をリアルタイムで見える化するシステム
電通国際情報サービス(ISID)、ローム、ラピスセミコンダクタの3社は、共同開発を進めているIoTインフラ「SynapSensor」を用いて、屋内稼働する作業車の位置/稼働状況などをリアルタイムで“見える化”するシステムのプロトタイプを開発したことを発表した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.