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製品不具合や納期遅延をリアルタイムに把握できるサプライヤー向けポータルサイトを構築日本オラクル/三菱重工航空エンジン Oracle Java Cloud Service

日本オラクルは、三菱重工航空エンジンがサプライヤー向けポータルサイト構築にクラウド型Javaアプリケーション開発・実行基盤「Oracle Java Cloud Service」を採用したことを発表した。

» 2016年10月31日 09時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 日本オラクルは2016年10月26日、三菱重工航空エンジンがサプライヤー向けポータルサイト構築にクラウド型Javaアプリケーション開発・実行基盤「Oracle Java Cloud Service」を採用したことを発表した。

 三菱重工業の民間航空機用エンジン事業が分社化し、2014年10月1日に発足した三菱重工航空エンジンは、航空エンジンメーカーからのコンポーネントや部品の受託生産、航空会社を主な顧客とした航空エンジン本体のオーバーホールサービスなどを主力事業とする。

 現在、三菱重工航空エンジンでは、業務プロセスの効率化・可視化の取り組みを進めており、「不具合ゼロ」「設備ダウンタイムゼロ」のスマートファクトリーの実現を目指している。このたび、その推進プロジェクトの1つであるサプライヤー向けポータルサイトの構築において、Oracle Java Cloud Serviceが採用された。同ポータルサイトの活用により、航空エンジン部品供給企業群とのサプライチェーンの効率的なコミュニケーションを促す狙いである。

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