イノテックら3社が農場における土壌データ収集を、外部電源なしで行う実証実験を実施した。外部電源などの設置が必要ないために設置負担が軽く、農業のICT化を促進する取り組みとなる。
イノテックは2016年10月12日、ネクステックならびに岩崎と共同で農場における土壌データ収集を外部電源なしで行う実験を行ったと発表した。土壌センサーが接続される無線LAN装置も外部電源レスとすることで設置負担を軽減し、農業のICT化を促進する取り組みとなる。
本実験は太陽光と蓄電池で作動するイノテックの土壌センサー「EDYN」と、同じく太陽光と蓄電池で作動するネクステックの無線LANアクセスポイント兼中継器の「ポジモ」を組み合わせ、岩崎の当別フィールドにて、2時間ほどの設置作業で土壌データ測定が開始できることを確認した。
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