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無線LAN計測用のLabVIEWアドオンソフトウェア、IEEE 802.11ax 0.1版に対応National Instruments WLAN Measurement Suite

日本ナショナルインスツルメンツ(NI)は、無線LAN計測用のLabVIEWアドオンソフトウェア「WLAN Measurement Suite」の最新版(早期アクセス版)を発表した。

» 2016年07月05日 15時00分 公開

1024-QAMとOFDMAに対応

 日本ナショナルインスツルメンツは2016年6月、無線LAN計測用のLabVIEWアドオンソフトウェア「WLAN Measurement Suite」の最新版(早期アクセス版)を発表した。


 最新版では、無線LAN規格「IEEE 802.11ax」ドラフト版(0.1版)に対応。同社のRF対応ベクトル信号トランシーバーを組み合わせることで、物理層の仕様に大きな変更があっても、IEEE 802.11axに対応するシステムの性能を計測できるという。

LabVIEWアドオンソフトウェア「WLAN Measurement Suite」のイメージ LabVIEWアドオンソフトウェア「WLAN Measurement Suite」のイメージ

 また、IEEE 802.11axの特徴ある、従来よりも密なサブキャリア配置、1024-QAM(直角位相振幅変調)、OFDMA(直交周波数分割多元接続)にも対応。付属のシステム開発ソフトウェア「LabVIEW」のサンプルコードを利用すれば、無線LANに関する計測を短期間で容易に自動化できる。

 プラットフォームをベースとする開発手法を採用し、PXI(PCI eXtensions for Instrumentation)を使用した既存のRFテストシステムでも、ソフトウェア更新のみでIEEE 802.11ax対応デバイスのテストが可能になる。IEEE 802.11axの規格策定が進行した際にも、ソフトウェアを順次更新することで、変化に対応できるとした。

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