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企画から量産までを支援するIoTプロダクト事業化サービスハタプロ/NTTドコモ 39Meister

ハタプロとNTTドコモは、IoTプロダクトの企画・設計支援、試作・量産受託などの事業化支援を行うサービス「39Meister」を構築し、ハタプロを通じて提供を開始した。

» 2016年06月20日 12時00分 公開
[TechFactory]

 ハタプロとNTTドコモは2016年6月9日、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)プロダクトの企画・設計支援、試作・量産受託などの事業化支援を行うサービス「39Meister」を構築し、ハタプロを通じて提供を開始したことを発表した。

 本サービスは、企画段階で製作した試作品を通じ、市場ニーズを探りながら仮説検証を繰り返し、短期に開発を進める「リーン型開発手法」を採用し、効率的な市場調査と最適な仕様策定を支援するもの。2015年10月に、NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works」の一環として誕生した。

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 39Meisterでは、さらに設計・製造に強みを持つパートナー企業と協業することで、高い製造技術力を活用した高品質なプロダクトの適量生産を低コストかつ短期間で実現。同時に、知的財産の活用・権利化や事業計画についてのアドバイスも行う予定だという。

 今後、IoTプロダクトの設計・製造における工程管理や情報共有を可能とする「工程効率化クラウドシステム」を開発し、同年9月に提供(予定)。さらなる工程短縮を実現し、工程効率化に伴うコスト低減に貢献していくとする。

 サービス提供イメージは、以下の通りだ。

「39Meister」 「39Meister」のサービス提供イメージ。IoTプロダクトの市場投入を計画する企業に対して、(1)「リーン型開発手法」を採用した効率的な市場調査と最適な仕様策定、(2)製造パートナー企業との協業による高品質なプロダクトの試作・量産の受託などの事業化支援サービスを提供。また、知的財産や事業計画に関するアドバイスも行う予定。2016年9月からは「工程効率化クラウドシステム」の提供を予定しており、さらなる工程短縮を実現し、工程効率化に伴うコスト低減を図っていく

 両社は、ハタプロがこれまでのIoTプロダクト開発で培ったリーン型開発手法を用いたハードウェアの企画・設計、市場投入に関するノウハウと、ドコモが研究開発で蓄積したクラウド技術や、39worksにおいて実践してきたリーン型開発手法の知見を融合し、新たなIoTプロダクトの事業化支援と国内モノづくり産業の活性化に取り組んでいくという。

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