シリーズ「モノづくりの現場から」(パナソニック ES社 新潟工場)
LED照明市場の変化に合わせてモノづくり革新を推進するパナソニック 新潟工場(3/4 ページ)
設備稼働の見える化(IoT導入)
また、不良や生産のトラブルを迅速に見つけるための取り組みとして、IoTを活用した実装ラインの“見える化”を実現する。リアルタイムに稼働状況を把握でき、チョコ停やこれまで把握し切れていなかったロスが見える化できたことで、問題が起きた際に迅速な対応が可能となり、結果的に不良ロスが94%削減(2017年度実績・前年度比)できたという。
LEDモジュールの実装工程では、4台の実装機の稼働状況を見える化し、実装の装着ミス(素子をつかんで配置する際のミス)の回数やサイクルタイム、生産量などを、実装機そばに設置されたディスプレイにリアルタイム表示する。実装ミスの状況などが見える化されることで、異常の予兆にも素早く気が付くことができ、迅速な対応が可能となった。実際、実装の装着率(成功率)も改善しており、取り組み当初(2015年)で99.918%だった成功率が、現在99.998%まで向上しているとのことだ。
AIによる外観検査
LED実装後の外観検査では、これまで多くのリソースをかけて検査に当たっていたが、人手による作業であったため、どうしても検査で抜け漏れが発生することもあった(不良品を次工程に回してしまうリスク)。また、従来の画像処理では、どうしても虚報(良品を不良品と判定する、あるいはその逆)を極限まで減らすことができなかったという。
そこで、AIを活用した画像処理で外観検査を自動化。良否パターン(良品画像1700枚、不良画像500枚)で深層学習を行ったAIを活用することで、誤判定を極限まで低減させた自動判定を実現し、2017年度実績で不良見逃しゼロを達成したという。
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シリーズ「モノづくりの現場から」
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