技術者が知っておきたい失敗しない転職活動のコツ(5)
「面接の準備は万全に」――流れと質問をイメージし、繰り返しリハーサルを!(2/2 ページ)
「質問への回答」はどうすべきか?
続いては、企業からの質問に回答する流れです。質問には大きく2つ、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンがあります。
クローズドクエスチョンとは、「はい/いいえ」、あるいは限定的な選択肢で回答できる質問です。「海外出張の経験はありますか?」や「『CATIA』を使用したことがありますか?」といったことです。経験を問うような内容もあれば、「転勤はできますか?」など、入社後の可能性を問う質問もあります。
クローズドクエスチョンの場合は、聞かれたことに端的に回答しようと思いがちで、「はい、できます(いいえ、できません)」と一言で回答を済ませてしまう技術者の方も多くいらっしゃいます。しかしここは一言で終わらせず、「いいえ、海外出張の経験はありませんが、国内は長期間の出張を多く経験しています」や、「はい、『CATIA』は○○製品を担当していたときに2年ほど使用していました」のように、補足を少し加えて回答する方が望ましいでしょう。
オープンクエスチョンは、自由回答できる質問のことです。「○○プロジェクトではどのような役割を果たしていたのですか?」や「○○製品の開発で一番大変だったことは何ですか?」などです。このような質問は提出した職務経歴書を基に聞かれますので、職務経歴書を作成するときに自信の経験をじっくりと振り返っておきましょう。
職務経歴の他にも、「どのような技術者になりたいですか?」といったキャリアに関する質問や、「休日はどのように過ごしていますか?」といった趣味や個人的な質問に及ぶ可能性もあります。プライベートな部分はどのような内容でも自由ですが、とっさに聞かれて回答に窮することのないよう、ある程度準備しておいた方がよいと思います。
面接リハーサルは何度でも!
面接準備は一度で済ますのではなく、複数回行う心づもりでいることが大切です。回を重ねるごとに言い回しや話の構成がより洗練され、ご自身の思考パターンも理解が深まります。また、面接対策も実施している転職エージェントもあるので、フィードバックをもらうと新たな対策のヒントを得ることができます。
入念に準備しても、実力を100%出し切れないのが面接という空間です。だからこそ、繰り返しリハーサルを行うことで、より100%に近い力を発揮できるようにしたいものです。次回も面接準備についてお話ししたいと思います。(次回に続く)
筆者プロフィール
日本アルテック株式会社 三上 知子(みかみ ともこ)
製造業、サービス業で経理・総務人事のバックオフィス業務に従事。2002年に大手技術派遣会社に入社し、技術者のサポート業務を担当。2012年、日本アルテックに入社、現職。技術者の転職支援に完全特化し、専門的に集中して取り組むスタイルで、きめ細かいマッチングを実現。技術者を中心に、モノづくり業界で働く人々のメンタルヘルス事業も担当している。
日本アルテック株式会社 https://www.altechjp.com/
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技術者が知っておきたい失敗しない転職活動のコツ
あなたにとって「転職の成功」とは何か? その目的を明確にし、ぶれずに活動できるかが転職の明暗を分ける。
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