日立製作所 システム稼働リスク可視化ソリューション
スマート工場の潜在リスクをリアルタイムに検知し、リスク要因を自動推定
日立製作所は、システムの潜在リスクをリアルタイムに検知し、そのリスク要因の自動推定までを実施する「システム稼働リスク可視化ソリューション」の提供開始を発表した。
日立製作所は2017年9月25日、システムの潜在リスクをリアルタイムに検知し、そのリスク要因の自動推定までを実施する「システム稼働リスク可視化ソリューション」の提供開始を発表した。
監視対象を同一ネットワーク上の端末50台とした最小構成の場合の提供価格(税別)は117万円からで、別途サーバ、OS、構築費用などが必要となる。
◎「スマート工場/工場IoT」関連の 事例、課題、解説 など:
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» オムロンが示す「産業用ロボットの未来」――人との新たな協調、設備との協調へ
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同ソリューションでは、さまざまなシステムでやりとりされるネットワーク上の膨大なデータの流れを監視して、機械学習技術により正常時のデータの流れを学習し、稼働しているシステムのデータの流れとリアルタイムに比較分析。普段と異なる状態を“システムの潜在リスク”として検知できるため、従来、システム運用管理者では発見が難しかったシステムのスローダウンや機器のサイレント障害といった潜在的なリスクの発見が可能になるという。
さらに、同社が長年培ってきた保守ノウハウを活用して、膨大なネットワークデータや周辺機器などの情報を自動的に分析、検知したリスクの要因を推定し可視化する。これにより、さまざまな業種/分野において、システム運用管理者の負担を軽減できるとともに、重要システムの安定稼働の実現に貢献する。
同ソリューションの適用先の1つとして、製造業が挙げられる。
製造業ではIoT(Internet of Things)の利活用により、生産性向上やサプライチェーンの全体最適化、生産設備の予兆保全などの実現に期待が寄せられている。その一方、生産設備がネットワークを介してつながることにより、ネットワークの信頼性向上やセキュリティ対策の重要性も高まっている。例えば、スマート工場において、生産計画を策定する上位システム、生産を管理/制御するシステム、生産設備機器などは、全てネットワークを介して接続されるようになるため、ネットワーク障害やサイバー攻撃の影響により、工場の操業停止に追い込まれるリスクを秘めている。
こうした環境に対し、同ソリューションを導入することで、生産設備機器の異常を迅速に検知できるようになり、リスクの要因測定を行うことで、生産ラインの安定稼働が実現可能となる。
同社では、今後も継続的にソリューション強化に取り組み、同ソリューションをIoTプラットフォーム「Lumada」を活用したソリューションの1つとして幅広く展開し、システム安定稼働の面で企業経営を支援していくという。
◎スマート工場/工場のIoT化 導入事例:
» 「設備」とともに「人」も成長するスマート工場、ジェイテクトが導入事例を紹介
» スマート工場化を目指す川崎重工業が導入した高性能RFIDシステム
» スマート工場にはまだ“先”がある、そこに向けて解決すべき「課題」とは
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