特集:IoT時代のセキュリティリスクに備える
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» 2017年05月22日 09時00分 UPDATE

そのトラブル「サイバー攻撃」が原因かも?:工場セキュリティ対策の考え方と現実的なソリューション導入の手引き (1/3)

工場内の制御機器をサイバー攻撃などの脅威から守るためには、製造業向けセキュリティソリューションの導入が有効だ。しかし、安定稼働を重視する工場設備に導入するとなるとさまざまな困難が立ちはだかる。うまく工場セキュリティ対策を進めている企業はどのような視点でソリューションを選定し、課題を解決していったのか? 2つの事例から学ぶ。

[宮田健,TechFactory]

 工場内で稼働する制御機器にトラブルが発生した場合、真っ先に疑うのは物理的な故障だろう。しかし、その原因が「サイバー攻撃」によるものだったら? 製造業といえども、その可能性を無視できなくなりつつある。

 事実、再現性のないトラブルの原因が、マルウェアによるCPUリソースの変動によるものだったという事例もある。このような場合、原因追究および復旧までにかかる時間は、そのまま工場の稼働率や利益を食いつぶす要因となり得る。

 サイバー攻撃であるかどうかを判断するためには、「セキュリティソリューション」を導入すべきだが、工場(製造業)では、その特殊性により他業種で一般的とされる手法が選択できない場合も多い。

 そこで今回は、工場内の制御機器を守るために実際に導入された製造業向けセキュリティソリューションがどのような視点で選ばれ、製造業ならではの課題をどのようにクリアしていったのか、トレンドマイクロ プロダクトマーケティング本部 ソリューションマーケティンググループ プロダクトマーケティングマネージャーの上田勇貴氏に話を伺った。


外部から持ち込まれたUSBメモリによるマルウェア感染をどう防ぐ?

 最初に取り上げる事例は、既に稼働している工場内の制御機器をどのように守っていくかというものだ。

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