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» 2016年12月05日 09時00分 公開

PC修理工場見学ツアー:NEC・レノボ製品の“1日修理”を実現するNECパーソナルコンピュータ 群馬事業場 (1/2)

レノボ・ジャパンは、NEC製PCの保守サポートサービス拠点であるNECパーソナルコンピュータ 群馬事業場(群馬県太田市)でのレノボ製PCの修理サポート業務開始を受け、プレスツアーを開催した。NEC製品とレノボ製品の修理サポートを一手に引き受ける工場内修理の取り組みとは?

[八木沢篤,TechFactory]

NEC製品、レノボ製品の保守サービスサポート拠点

 レノボ・ジャパンは、NEC製PCの保守サポートサービス拠点であるNECパーソナルコンピュータ 群馬事業場(群馬県太田市)でのレノボ製PCの修理サポート業務開始を受け、2016年11月17日にプレスツアー(見学会)を開催。NEC製品に加え、レノボ製品の修理業務を統合したNECパーソナルコンピュータ 群馬事業場における取り組みや、修理工程の様子などを紹介した。

NECパーソナルコンピュータ 群馬事業場(群馬県太田市)の外観 NECパーソナルコンピュータ 群馬事業場(群馬県太田市)の外観

「PC-9801」を開発生産した群馬事業場が保守サービス拠点になるまで

 NEC製PCの企画・開発・製造およびPC/周辺機器の販売・故障診断・修理、PCのリユース事業を手掛けるNECパーソナルコンピュータには、全国の営業拠点に加え、開発生産拠点の米沢事業場(山形県米沢市)と、保守サポート拠点の群馬事業場が稼働している。

群馬事業場の沿革 群馬事業場の沿革

 群馬事業場は、今でこそ保守サービスサポート拠点として事業を展開しているが、もともとは「PC-9801」などのデスクトップPCの開発生産拠点として機能していた。大きく事業転換したのが2002年のこと。NEC製品の開発生産を全て米沢事業場に統合したタイミングに併せ、群馬事業場にコールセンターと修理センターなどを集約させてNEC製品の保守サービスサポート拠点とした。そして、その後2011年にレノボとジョイントベンチャーを発足し、2014年にレノボ製タブレット端末の修理を開始。さらに2016年からその枠組みを広げ、レノボ製PC製品の引き取り修理もスタートさせた。

マザーボード修理ライン 工場棟2階のマザーボード修理ライン

 群馬事業場の敷地面積は8万7805m2で、建屋は大きく「オフィスビル」「工場棟」「部品倉庫」に分かれており、約550人のスタッフが勤務。ここでPC/周辺機器の修理やNEC製中古PCの再生といった事業に関するさまざまなオペレーションが行われている。もともとPCの生産拠点だったこともあり、豊富な知識・スキルを持ったスタッフが多数在籍しており、高いサービスレベルを維持しているという。

 NECパーソナルコンピュータでは、“お客さま満足度向上”に向けた修理サポート戦略として、「問診(故障診断)の確かさ」「修理の確かさ」「修理の早さ」「修理価格・内容の分かりやすさ」の4つを掲げている。その中でも“修理の早さ”を重視しており、ユーザーが使用しているPCのダウンタイムの短縮を目指し、工場内修理を1日で完了させる“1日修理”の拡大を図っているという。

レノボ製品の修理サポートを統合、“マザーファクトリー”を目指す

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