ニュース
カメラ、照明、画像処理機能を一体化したスマートカメラ「FHV7シリーズ」:これ1台で高精度な画像検査を実現
オムロンは、カメラと照明、画像処理機能を一体化したスマートカメラ「FHV7シリーズ」を2018年11月からグローバルで順次発売することを発表した。
オムロンは2018年11月5日、カメラと照明、画像処理機能を一体化したスマートカメラ「FHV7シリーズ」を同年11月からグローバルで順次発売することを発表した。
FHV7シリーズは「世界で初めて」(同社)マルチカラー照明と、最高1200万画素の高解像度カメラを搭載した製品。これ1台で、多品種生産を行う現場での高精度な画像検査を実現できるという。
◎「マシンビジョン」関連記事 〜活用・導入事例、課題、メリット〜 など
» 人間による官能検査から3Dスマートセンサーによる非接触検査へ
» 国内製造業のガラパゴス化を解消へと導くリンクス――アジア市場への進出も
» 量産ラインで本格稼働する「3Dマシンビジョン」、その仕組みと導入メリット
高度化する品質検査に対応するスマートカメラ
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 現場革新に主眼を置くオムロンが綾部工場で実践する「高度1〜10m」の取り組み
IoT、AI、ロボティクス技術などを活用した“工場のスマート化”への関心が高まる中、国内製造業の現場ではどのような取り組みが行われているのだろうか。製造業のモノづくり現場を革新するコンセプト“i-Automation!”を掲げるオムロンの綾部工場(京都府綾部市)を取材した。 - 独自配線方式を採用した共通設計仕様のFA機器シリーズ第2弾
オムロンは、共通の設計コンセプトで仕様を統一したFA機器の第2弾として、7カテゴリー1万5583形式を発売。押しボタンスイッチなど、制御盤前面に取り付ける機器で仕様を統一し、独自の配線方式「プッシュインPlus端子台」を採用する。 - オムロンが示す「産業用ロボットの未来」――人との新たな協調、設備との協調へ
オムロンは、「システムコントロールフェア(SCF)2017」(会期:2017年11月29日〜12月1日)の出展社セミナーにおいて、「オムロンが考えるロボット活用によるモノづくり革新」と題し、ここ数年間注力してきたロボット事業をメインに、同社の独自性やロボット活用の進化について語った。 - オムロン、外観検査工程の自動化を促進する画像処理システム
オムロンは、外観検査工程の自動化を促進する画像処理システム「FHシリーズ」の販売を開始した。 - シート状製品表面の微細な欠陥を検査する「ウェブ外観検査装置M9300」
東芝デジタルソリューションズは、フィルムや紙など、シート状製品表面の微細な欠陥を高速・高精度で検査する「ウェブ外観検査装置M9300」を発売した。