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ヤマト、日通が製造分野に進出!? デジタル製造が異業種参入を加速TechFactory通信 編集後記

3Dプリンタをはじめとする「デジタル製造」によるビジネスが、異業種からも注目されつつあります。

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TechFactory通信 編集後記

この記事は、2017年2月6日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。

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 2017年1月27日――。大手物流企業2社が、同じ日にそれぞれ「3Dプリンタ」関連の新規事業/業務提携に関するニュースを発表しました。

 1つは、日本通運とカブクによる「デジタル製造(3Dプリント製造)のグローバル物流に関する業務提携」です。“モノづくりの民主化”を推進するカブクが提供する3Dプリント技術によるオンデマンド製造サービスにおいて、日本通運が製造物/関連物品の輸送、製造物の保管といった物流サービスを提供するというものです。カブクの保有するデジタル製造技術を活用したマスカスタマイゼーション(個別大量生産)のノウハウを日通に提供しながら、多様化する製造ニーズに対応していくのだといいます。このサービスは国内だけをターゲットにしたものではなく、世界30カ国以上にある工場をネットワークでつないだオンデマンド製造サービスを提供するカブクと、世界42カ国662拠点に広がる物流ネットワークを展開する日本通運が連携することで、グローバルにデジタル製造サービスを提供できる体制を構築するとしています。

日本通運とカブクの業務提携イメージ(出典:日本通運)
日本通運とカブクの業務提携イメージ(※出典:日本通運)

 もう1つが、ヤマトホールディングスによる発表です。

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