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アマダHD、富士宮に新工場棟とサプライヤー拠点を建設――稼働開始は2020年4月モジュール工場/アマダサテライトパーク

アマダホールディングスは、富士宮にファイバーレーザー加工機用の基幹モジュールを生産する新たな工場棟「モジュール工場」と、板金加工機械の制御盤や大型部品の組み立てを行う「アマダサテライトパーク」を建設することを発表した。

» 2019年01月10日 07時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 アマダホールディングスは2018年12月20日、板金加工機械の開発、製造拠点である富士宮事業所(静岡県富士宮市)内に、ファイバーレーザー加工機用の基幹モジュール()を生産する新たな工場棟「モジュール工場」を建設することを発表した。

 これにより、富士宮事業所における基幹モジュールの生産能力を、現状から倍増する計画だという。

 併せて、同事業所近郊に板金加工機械の制御盤や大型部品の組み立てを行う「アマダサテライトパーク」の建設も計画。これまで分散していたサプライヤーを同パークに集中し、富士宮事業所と連携することで、生産および物流の効率化と生産性コストの低減を図るとしている。

 モジュール工場、アマダサテライトパークともに稼働開始は2020年4月を予定する。

※基幹モジュールとは、商品の性能や品質を決定付ける組み立て部品のこと。レーザー発振器をはじめ、レーザー光を導き材料に照射するユニット、材料を位置決めするユニットなどがある。

一極集中生産で性能と品質を保持した高効率な生産体制を確立

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