日立システムズは、製造業向け基幹業務パッケージ「FutureStage 製造業向け生産管理システム」の機能強化を発表。事業計画に沿った正しい目標原価の計画を支援する標準原価のシミュレーション機能や、標準原価と実際原価の差異分析機能などを追加した。
日立システムズは2018年6月4日、製造業向け基幹業務パッケージ「FutureStage 製造業向け生産管理システム」の機能強化を発表した。
今回、原価管理において中堅、中小規模の製造業で特にニーズが高かった機能を分析。事業計画に沿った正しい目標原価の計画を支援する標準原価のシミュレーション機能や、標準原価と実際原価の差異分析機能などを追加した。
» IoT時代の到来でその重要性が再認識されている「PLM」とは
» PLMの存在なくしてIoTによる製造業のデジタル変革は成し得ない
» 2020年国内PLM市場は2900億円規模に、PLMベンダーはデジタル化を追い風に新たな事業機会を狙う
» Excel「アングラPLM」の限界、製造業に高まるプラットフォームの必要性
» PLMシステムがうまく活用されていない“5つの理由”
競争環境がより一層厳しくなる中、原価低減を念頭に置いた精度の高い原価管理の重要性が増している。しかし、中堅、中小規模の製造業では、標準的な材料費や加工費、間接費などから算出した標準原価のみを用いて原価管理を行っているケースが多く、実際の製造コストで原価管理をしていないため、原価の実態を把握できていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。