製造業に向けたエッジコンピューティングプラットフォーム「Edgecross(エッジクロス)」の開発や仕様策定、普及を推進するEdgecrossコンソーシアムは2018年5月8日、都内で会見を開き、コンソーシアムの状況を報告した。
コンソーシアムは2017年11月に設立発表されてから約半年が経過し、参加企業数は設立当初の約2.8倍、140社を超えるまでに増加した。2018年5月8日にはプラットフォームの中核を成す「基本ソフトウェア」の販売も開始され、これからが正念場といえる。
代表理事の金井正一氏は今後の活動方針として、「ユースケースの構築」「会員増加」「海外展開の検討」「関連団体と連携した標準/デファクト化」の4つを挙げ、さまざまな展示会への参加に加え、会員および一般向けの各種セミナーも1〜2カ月に1回のペースで開催し、Edgecrossの認知度向上に努めたい考えを示す。
2018年度の活動としてはドイツで行われたハノーバーメッセへの出展(4月)を皮切りに、6月には会員を一堂に集めたフォーラムの開催と製造・設計ソリューション展(DMS)への出展と続き、7月以降も海外展示会(米IMTSと上海工業博覧会)への参加、日本国際工作機械見本市(JIMTOF)への出展と続く予定である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。