SEMIは半導体前工程の装置投資額が、2019年に4年連続の成長となる見込みであることを明らかにした。成長のドライバーとなるのは中国市場だ。
SEMIは2018年3月12日(米国時間)、半導体前工程の装置投資額が2019年に4年連続の成長となる見込みであることを明らかにした。同年2月28日に発表されたレポート「World Fab Forecast」に基づく予測で、装置投資の3年連続成長は「1990年代中期以降ではじめて」(SEMI)の事態となる。
半導体前工程への投資額は2017年に過去最高を記録しているが、その勢いは持続する。その要因は2017年に26棟の建屋が着工された中国における投資増であり、2018年には前年比57%増、2019年には60%増と投資金額が増加する。その結果として、レポートでは2019年には中国が世界最大の投資を集めるエリアになると予測している。
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