テストはソフトウェア品質を守る最後の砦だが、テストだけで守られる訳ではない。しかしその関係は深く、テストは品質を導く水先案内人というにふさわしい。ここでは、テストが品質に対して「できること」と「できないこと」を説明する。
ソフトウェア品質においてテストの果たす役割は大きい。機能要件テストはいう及ばす性能や使用性の向上を図るためにもテストは大きな意味を持つ。しかし、テストさえすればソフトウェア品質の向上が実現するかというと、残念ながら否である。
ここではソフトウェア品質に対する、「テストの限界」を考察していく。また、組み込みソフトウェア開発における「テストの限界点」も同時に考察していく。徒弟制度が色濃く残る印象が強い組み込みソフトウェア開発であるが、現状は異なることも解説したい。
※本資料はTechFactoryの記事『IoT時代の組み込み系ソフトウェア品質(5):ソフトウェア品質のためにテストが「できること」「できないこと」』を再編集したものです。
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