ソフトウェア品質を高めるためには、計測が第一のステップとなる。しかし、無形のモノを「はかる」ことには細心の注意を要する。ここではソフトウェア品質を「はかる」ことでの向上を目指す際の心得を紹介する。
品質を計測することから品質活動が始まる。しかし品質を「はかる」にはいろいろな意味がある。
「測る」(測定)はツールなどを使って量を具体的な数値にすることであり、「計る」(計測)は測定などで得た結果から量を推量し把握することであり、「図る」は意図を持って物事を進めることである。品質計測では、計測の1つの方法として測定し、意図を持って何をいつどこでどのように計測するかを決める。
この連載「IoT時代の組み込み系ソフトウェア品質」では、現場からの目線でこの「品質」問題を掘り下げていきたい。第3回の今回は、品質計測をテーマに考察していく。
※本資料はTechFactoryの記事『IoT時代の組み込み系ソフトウェア品質(3):計測で組み込みソフトウェアの「品質」を丸裸にする』を再編集したものです。
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