IoTで機器をつなぐ際には有線と並んで無線通信も多く使われますが、無線通信機器の開発と利用に際しては法令を順守する必要があります。そこで今回は「無線機器の認可」について確認します。
IoTのプロジェクトを計画・推進するには、産業システム、法律、デバイス開発、無線ネットワーク、データ分析、セキュリティなど非常に幅広い分野に関する知識が必要です。それに加えて、IoT特有のプロジェクト管理手法や設計手法も学ぶ必要があり、幅広い知識を持つ人材でないとIoTプロジェクトに関わることすら難しいというのが実情です。
そこで、IoT検定制度委員会では、人材育成に関する大きな課題を解決するための方法の1つとして、中立な立場でIoTに関するスキルを認定する試験「IoT検定」を制度化しました。基礎知識を問う「レベル1」では、「戦略・マネジメント」「産業システム」「法務」「ネットワーク」「デバイス」「プラットフォーム」「データ分析」「セキュリティ」が範囲となりますので、その一部を模試形式で紹介します。
そのIoTで機器をつなぐ際には有線と並んで無線通信も多く使われますが、無線通信機器の開発と利用に際しては法令を順守する必要があります。各種LPWAのように、基本的に免許がいらないISMバンド(Industry Science Medical:産業や学術、医療用に開放されている帯域、日本では主に920MHz帯)を利用する場合であっても例外ではありません。そこで今回は「無線機器の認可」について確認します(関連記事:IoTやM2Mで注目される通信技術「LPWA」とは何か――SIGFOX、LoRaWAN、NB-IoTの違いをまとめて解説)
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