ラピスセミコンダクタ MJ1011
地中に埋めたままで使える土壌センサー、スマート農業の実現に
ラピスセミコンダクタは地中に埋めたままで、リアルタイムにphなどを測定できる土壌センサーユニット「MJ1011」を発売する。太陽電池で駆動する低消費電力性をもち“IoT土壌環境モニタリング”も可能だ。
ラピスセミコンダクタは地中に埋めたままで、phなどの測定に利用できる土壌センサーユニット「MJ1011」を開発、2018年1月よりサンプル出荷開始すると発表した。価格は5万6300円(税別)。
新製品は直接、地中に埋め込むことで温度や含水率、ph(酸性度)、EC(電気伝導度)といった土壌指標値をリアルタイムで測定できるセンサーユニット。低消費電力マイコンなどの採用によって消費電力は低く抑えられており(計測時20mA/待機時20μA)、太陽電池パネルからの給電でも十分に動作する。
専用LSIの開発によって小型化と部品点数の削減も進められており、サイズは122×42×42mmと小さく、また、センサー部分はワンタッチでの交換が可能。IP67の耐環境性能を有しており、土壌だけではなく水耕や養液での栽培においても指標値を得ることができる。
インタフェースにはUART(コネクターは丸型6極のHR30-6PA-6S)と一般的な仕様となっているため、農作物管理システムのデータロガーやIoTシステムのセンサーノードとしても導入可能。
ラピスセミコンダクタでは新製品を用いて、ジェイエイフーズみやざきやJAあさひなといった農業法人と共同で農地管理実験を実施しており、製品販売だけではなく、土壌データの定量的な測定をきっかけとしたスマートアグリカルチャーシステムも提案するとしている。
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