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BLE 4.2対応の小型ビーコンモジュール、メッシュネットワークプロトコル搭載富士通エレ MSB1047-LBSV-ES

富士通エレクトロニクスは2017年9月、Bluetooth Low Energy(BLE)4.2に準拠したビーコンモジュール「MSB1047-LBSV-ES」を発表した。富士通のメッシュネットワークプロトコル「WisReed」を搭載している。

» 2017年10月13日 12時00分 公開

 富士通エレクトロニクスは2017年9月、Bluetooth Low Energy(BLE)4.2に準拠したビーコンモジュール「MSB1047-LBSV-ES」を発表した。富士通のメッシュネットワークプロトコル「WisReed(ウィズリード)」を搭載している。2017年度第4四半期に製品化の予定で、サンプル提供を同年9月下旬に開始する。


 サイズは33.0×33.0×5.0mm、質量は10g(電池を除く)と小型・軽量。リチウム電池「CR2032」で駆動する。チップアンテナを搭載し、約30mの通信距離に対応する。基板上にコイン形電池を搭載するため、別電源がなくても使用できる。

 WisReedを搭載したことで、ビーコンデータをメッシュネットワーク化し、広範囲のデータ収集やビーコンと接続した機器を制御できる。ビーコンモジュールの追加や削減時のネットワーク構成を自動で再構築し、ユーザーによる設定作業は必要ない。

 GPIO、SPI、I2Cインタフェース用のスルーホールを備え、センサーなどの各種デバイスを接続できる。オプションとして、チップLED、圧電ブザー、タクトスイッチを基板上に搭載することも可能だ。主に、位置情報管理システムのセンサーや環境センシング、屋内機器の集中制御システム、荷物の紛失防止システム用のタグなどでの利用を見込む。

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