2015年末にウクライナで起こった、20万人以上に影響を与えた大規模停電はサイバー攻撃がその原因だった。偶発的なものではなく、意図された「攻撃」であることから大きな話題となったが、これは電力網がデジタル化され、ITシステムによって制御されるようになったことがその遠因といえる。
言い換えれば「電力網のIoT化」が遠因であったわけだが、「IoTセキュリティ」の観点からはどう教訓とすべきなのか。最近ではRTOSだけではなく、IoT関連の製品やサービスを充実させているウインドリバーは「提案するコンセプトならばウクライナのインシデントは食い止めることができたかもしれない」という。
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