DisplayPort USB Type-C ALT Mode
USB ALT Modeも実装可能な「DisplayPortの最新」と製品化における留意点(2/6 ページ)
DVIより小さくなったとはいえ、まだDisplay Portコネクターは大きい。また小型化を求めるラップトップPCやモバイル機器では、搭載できるコネクター数も限られてしまう。たとえMini DPコネクターといえディスプレイ専用にもう1つコネクターを追加するのは難しい現状である。USB機能に加え、DisplayPort、電源を1つのコネクターで実現するType-Cのサポートはユーザーにとっても歓迎すべき選択である。
もちろん、USB Type-Cのコネクターを利用した状態であっても、バックワードコンパチビリティの確保や、マルチスクリーンサポート、アダプティブシンクサポートなどDisplayPortの優位性を持った機能は全て継承している。
HBR3 8K UHDに対応
先にも述べたが、V1.3で発表された8.1Gbps x 4レーンへの高速化は時代の要求に即したものである。4レーンを使用した最大帯域は32.4Gbpsあるが、実際の転送速度は8b-10b処理を行うため25.92Gbpsとなる。これは非圧縮で5K UHD(5120×2880、4:4:4、60Hz)、8K UHD(7680×4320、4:2:0、30Hz)、DSC圧縮を行った場合は8K UHD 60Hzを可能とする。
高速化は、高解像度だけでなく、マルチディスプレイにも大きく貢献する。一本のポートからディジーチェーン接続で複数台のディスプレイを駆動できるマルチディスプレイ機能はデジタルサイネージでは重要な機能だが、ディスプレイを多用するプロフェッショナルな現場での作業効率を大きく高める。一般的なデスクトップ用途であっても、一度マルチディスプレイを使い始めると、1画面に戻るのがつらくなってしまう。
また、ヘッドマウントディスプレイを使用したVR/ARや3D用途では当然、高い解像度、高いフレームレートが求められるが、DP1.4は4K x 2画像を1本の小型軽量ケーブルでマルチディスプレイ転送が可能である。これらの用途にも最適なインタフェースといえよう。
| Ver | Link Name | Bit Rate | Max Resolution(24bpp,60Hz 4:4:4) | Max Resolution(24bpp,60Hz,4:2:0) |
|---|---|---|---|---|
| 1.0 | RBR | 1.62Gbps | 1920 x 1080 | Not supported |
| 1.0 | HBR | 2.7Gbps | 2560 x 1600 | Not supported |
| 1.2 | HBR2 | 5.4Gbps | 4k x 2k | Not supported |
| 1.4 | HBR3 | 8.1Gbps | 5k x 3k | 8k x 4k |
| DP1.4 Total transfer rate = 25.92Gbps (8.1Gps x 4 x 0.8: 8b-10b coding overhead) | ||||
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