ローム M92AxxMWV-EVK-001
USB PDの導入を容易にするType-C対応評価ボード
ロームがUSB PD製品の開発に用いる評価ボード「M92AxxMWV-EVK-001」シリーズの販売を開始した。自社製USB PDコントローラーICを搭載し、家電製品など100WクラスへのUSB PD導入を容易とする。
ロームがUSB PD(Power Delivery)対応製品の開発に用いる評価ボード「M92AxxMWV-EVK-001」シリーズの販売を開始した。
USB PD Rev2.0をサポートした同社製USB PDコントローラーICを搭載しており、最大100W(20V/5A)までの受給電に対応した機器の開発が可能となっている他、USB Type-C(Rev1.1)もサポートしており、Type-Cコネクター搭載製品との接続にも対応する。
◎「USB Type-C/USB PD」関連記事 ~導入、活用事例、課題、メリット~ など
» いまさら聞けない USB基礎、そして「USB Type-C」へ
» 新たな給電方式として普及が期待される「USB PD」
» USB Type-Cバッテリー向けのレファレンスデザイン
USBは接続した機器の受給電も可能な規格であるが、これまではUSB BC1.2(USB Battery Charging Specification rev1.2)でサポートしている7.5W(5V/1.5A)が最大電力であった。USB PDは受給電力能力を最大100W(20V/5A)まで引き上げたことで、タブレットやノートPC、ディスプレイなどへの採用が見込まれている。
USB PDにおける受給電については、機器間にて通信が行われ必要な電力を認識した後、相互に最適な受給電の電圧と電流が決定される。この制御を担うのがUSB PDコントローラーICである。
評価ボード「M92AxxMWV-EVK-001」シリーズには「標準」と「小型」の2サイズが用意されており、いずれも搭載するUSB PDコントローラーICにより電圧は接続先に合わせた値が自動選択される(標準ボード「BM92A56MWV-EVK-001」のみ設定が必要)。100W AC/DCアダプター「BM92A21MWV-EVK-001」は5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/5Aの給電を行える。
製品は既に各種オンラインストア(チップワンストップ、ザイコストア、アールエスコンポーネンツ)にて販売されており、AlternateModeに対応したボードと45W AC/DCアダプターも登場する予定となっている。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
» 87%が「普及する」と回答、新たな給電方式として大注目の「USB PD」
» USB 3.1/Type-C 機器開発でシステム設計者が知っておくべきこと
» USB Power Delivery(USB PD)を知ろう
» 基礎から学ぶ USB Type-C 入門
» 「USB3.1」に対応するための試験とは
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品/サービス(エレクトロニクス)
この記事の著者
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社 Green AI] 自動車業界には好機 脱炭素×コスト削減×現場改善を実現するエネルギー戦略 -
製品資料
[株式会社 Green AI] 脱炭素投資をすぐ回収したい 自動車業界にも有効なCO2削減アプローチ -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の普及戦略が公表 政府が目指すコスト・導入量のロードマップを解説 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 導入が加速する再エネ・系統向け蓄電システム コスト・収益性の現状分析 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] いまさら聞けない「ペロブスカイト太陽電池」の基礎知識と政策動向
関連記事
こんなメディアも見られています
TechFactoryに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
特集
- マテリアルズ・インフォマティクスの動向調査
- 研究・開発職のデジタル活用調査
- 設計・解析業務におけるAI活用
- 3Dプリンタ利用動向調査
- CAD利用動向調査
- つながる工場の現状と課題
- 製造業におけるAI開発および活用の実態
- 設計・製造現場における品質管理
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
CAE解析をAIエージェントに任せてみた 人は何を担うのか
-
2
「見て覚えろ」が通じない時代 製造業の保全技術はどのように継承すればよい?
-
3
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:製造現場にフィジカルAIをどう実装するか――電子版2026年9月号
-
4
スマート工場動向調査2026
-
5
はじめての化学工学まとめ(Part1)
-
6
QC活動の形骸化はどう防ぐ? 実効性のある業務へ転換する3つの解消策とは
-
7
自律走行搬送ロボット(AMR)の位置推定と自律走行はどこまで高精度化できる?
-
8
動き出したファナックの「フィジカルAI」
-
9
製造現場などを支える状態監視システム サンプリングの位相ずれを減らすには?
-
10
【読者調査結果】製造業の脱炭素動向調査2026
TechFactory SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechFactoryをフォロー